整体師は国家資格が無くてもなれるの?
資格の必要性は?
こんな疑問を解決します。
こんにちは整体師のマッチです。
今回は整体師になるには、国家資格が必要かどうかについて解説します。
『整体師って国家資格は無くてもなれるのかな?』と疑問に思う人も多いかと。
わたし自身も整体師に憧れて、目指そうと決意した際に疑問に思いました。
そして結論から言うと、整体師になるのに国家資格は必要無いです。
整体師になるのに国家資格どころか、何の資格も必要無いです。
整体師と国家資格の関係について深堀りして詳しく解説しますので、興味のある方は是非、最後まで見ていただけたらと思います。
整体師は国家資格が無くてもなれる?必要性を分かりやすく解説!
国家資格取得者で、整体院を開業している方も多いので必要なのかなと勘違いする方もいると思います。
この業界は似たような職種が乱立していてややこしいですよね。
では詳細を一緒に見ていきましょう。
整体師は国家資格が無くてもなれます
整体師は国家資格を持ってなくても簡単になれます。
極論ですが、整体師になるには何も資格は必要ありません。
民間資格も必要無いという。
今すぐにでも『整体師』だと、誰でも名乗れるのが現状なんです。
まぁ、ほとんどの人はそんな事しないと思いますが…。
例えるなら職業『海賊』みたいな感じです。
いやっ、『占い師』や『探偵』みたいな感じが近いかな。
言ったもん勝ちやで。
整体師と関係のある国家資格は?
国家資格といっても、整体師と関わりの深い国家資格が5つあります。
整体と関係の深い順に並べてみます。
- あん摩マッサージ師
- 鍼灸師
- 柔道整復師
- 理学療法士
- 作業療法士
これらの国家資格を保持している人が、整体院を名乗って独立開業しているケースも多いです。
どの国家資格も解剖生理学に限らず、専門分野の膨大な知識を学んだ方達です。(真面目に勉強していれば)
最低でも3年間、専門の学校に通い、国家試験に合格する必要がありますからね。(6割とれば合格なのでハードルは低い)
学費も3年間で500万円前後と高額です。
これらを高いハードルと感じますし、無資格者の整体師が増える理由のひとつと考えられますね。
お店の看板に接骨院、整骨院、マッサージ院を名乗れるのは「鍼灸あん摩マッサージ指圧師」と「柔道整復師」に限られます。
また、国家資格ありなしの大きな違いは保険診療ができるかどうかも関わってきます。
詳しくは、合わせて下記の記事を参考にしてみてください。
一般の人には国家資格を持っているか分からない
一般の人には整体院や整骨院の区別が付かないのが現状ですし、国家資格を持っているのかを確認する人も少ないでしょう。
わたし自身も整体師の道に進むまでは、国家資格の存在なんて全く分からなかったですし、気にもとめなかったです。
家族や友達、周りの人に聞いてもそうです。
理解できている人はほとんどいません。
正直、体の痛みや不調を改善してくれれば一般の人からしたらどっちでも良いんですよね。
国家資格取得者のところに定期的に通ったとこで、改善しない時はしないし、する時はする。
違いについて詳しく知りたいという方は下記の記事も参考にしてみてください。
国家資格は必要ないけど問題もある?
整体師に国家資格は必要ないとはいえ問題もあります。
なぜなら整体の知識や技術は膨大で、一長一短では身につかないからです。
それゆえ、技術の差が大きい。
安全な技術を決める法的な基準などもないため、経験が浅くレベルの低い人が施術をしている場合もあります。
その場合、お客さんの体を壊してしまう危険性があるので注意が必要です。
人間の体というのは想像以上に個体差があります。
ラグビー選手と、高齢のおばあちゃんでは体の強度が天と地の差ですからね。
同等の力加減で施術しては、骨折などの重大な事故を起こしてしまう危険性も大いにあります。
実際にそのような事故も沢山あり、問題視されています。
整体師は民間資格を最低限取るべき
整体師は民間資格を最低限とるべきだと私は考えます。
民間資格の取得方法も沢山ありますしレベルも様々ですが、何もないよりマシかと。
値段もそんなに高くないのでハードルは低いです。
人の体を扱う上で何も勉強しないのは無謀かと。
パラシュートなしでスカイダイビングするのと同じレベルやで。
基礎的な知識ぐらいは学んでおきましょう。
わたしも初めは通信教育から学びはじめました。
通信教育で民間資格を取得後、整体学校に通い、現在は鍼灸あん摩の専門学校に通っています。
整体師の知識は費用対効果も高く、無駄になりません。
学んでおいて良かったと心から思います。
まとめ
最後まで記事をお読み頂きありがとうごさいます。
整体師という職業は何の資格が無くても、誰でも簡単になれてしまいます。
とはいえ、それは問題でもあります。
お客さんを守るためにも、自分の身を守るためにも、民間資格ぐらいは取得しておくことをおすすめします。
その後、更に勉強したい方は、国家資格取得にチャレンジするのもいいですね。
まずは整体の技術を学んで民間資格を取得し、その後、国家資格取得を目指して知識を付ける作戦が一歩ずつレベルアップしている感じで良いかなと思います。
そしてこの順序が、整体師を目指す上での効率的な学び方と思っております。
少しでも参考になれば幸いです。
ではまたー。
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