整体師は治療という言葉を使わない方が良いの?
こんな疑問を解消します。
こんにちは整体師のマッチです。
整体師のなりたてや、整体師にこれからなりたいと思っている方は、一度は疑問に思ったことがあると思います。
整体は「治療」なのか?と。
かくいう私も地球を代表する治療家を目指しているので気になる所でした。
結論から言うと、整体師は「治療」という言葉を使ってはダメです。
この内容について詳しく解説していきたいと思いますので、是非最後までご覧ください。
整体師は『治療』という言葉を使ってはダメ!
整体師に関わらず、医療系国家資格である鍼灸師や柔道整復師等でさえ、治療という言葉を使ってはダメなんです。
民間資格の整体師は禁句レベルかもですね。笑
では、深掘りしてみていきましょう。
そもそも治療とは?
そもそも治療という言葉の定義を見ていきましょう。
治療(ちりょう)とは、病気やけがを治すこと。病気を治癒させたり、症状を軽快にさせるための行為のことである[1]。しかし、日本の法律上は「医師が患者の症状に対して行う行為」のみを指して治療といい、医師以外の施術者が患者の症状を快癒させても「治療した」とは認められない。つまり「医師による行為」が治療であり、「患者を治したから治療という訳ではない」という日本特有の事情がある(手当てをするという本来の一般用語としての「治療」の語の使用が実質制限されている)。
【引用:Wikipedia】
ひと言で表すと「医者が患者に対して行う行為のみを治療」といいます。
もうこの時点でアウト〜!ですね。笑
整体師は医者でもなければ、お客さんも患者ではありません。
国家資格保持者でも医療類似行為
下記のような国家資格保持者でも、法に基づいた上での医療類似行為とされています。
- はり師
- きゅう師
- あん摩マッサージ指圧師
- 柔道整復師
民間資格である整体師は、法に基づかない医療類似行為となります。
下記のたぐいですね。
- 整体師
- セラピスト
- カイロプラクター
- エステティシャン
今後『非医療類似行為』と定義される動きがあるみたいな…。
もう「治療」という言葉は禁句ですね。笑
『治る』や『治療』は禁句!
という事で、「治る」や「治療」といった言葉のような医療行為を匂わせる表現はアウトです。
「治る」や「治療」、「患者」さんなど。
ただ毎日だれかに監視されいて取り締まっているわけでもないので言っちゃっている人がいるのも現状。
私が行ったことのある整体院でも「では治療に入りますね〜」って思いっきり言われました。笑
まぁその方は理学療法士の資格保持者であり、医師の元で働いていた方なので癖の可能性もありますが。
そうでは無い、民間資格のみの整体師は注意が必要です。
整体師が『治療』の代わりに使える言い回しは?
ということで、整体師が【治療】の代わりに使える言い回しについて解説します。
言葉がないと、相手に会話して伝えたいことも伝えられないですからね。
治療の代わりに使える言い回しは『施術』
治療の代わりによく使われている言い回しは施術(せじゅつ)です。
こんな逃げ道みたいなことを言うのも気が引けますが、致し方なし。
実際に体に良い変化があって改善方向に向かう人も沢山いるわけで、嘘ではないですからね。
ちなみに施術とはなにか?
医療の術、特に手術を行うこと。せじゅつ。
【引用:WEBLIO辞書】
Wikipediaに載っていないという、都合のいい言葉。笑
明確な定義が無い事もあり、皆さん当たり前のように使っている言葉。
他にも良く使われいる言葉をまとめてみました。
- 改善
- 緩和
- 調整
- 矯正
- 和らぐ
- 動きを良くする
- 稼働域の制限を解く
ん〜。一般の方目線で考えると…何とも言えませんな。
骨盤矯正という言葉もよく目にしますね。
ノーコメント!笑
もう…医者でも目指そうかな。
まとめ
最後まで記事をご覧いただきありがとうございます。
まぁ日本語は世界的にも難しい言語と言われていますからね〜。
ただ、今回の結論は簡単!
整体師は「治療」という言葉を使ってはダメ!
「治療」➡『施術』でとりあえずいきましょう。
特に国家資格も無く「治療」・「患者さん」という言葉を使っている整体師はヤバい人かもしれないので注意です。
というか医師免許をとれば、何も気にすること無くなりそうですね〜。
東洋医学と西洋医学どちらも取りに行くのもありかなと思う今日このごろ。
まぁ、小さいことは気にせずハッピーに行こうぜって感じです。
ではまた〜。
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