整体師は独学で勉強してなれるのかな?
こんな疑問を解消します。
こんにちは整体師のマッチです。
「独学でなれる訳あるかっ!!」
と早速、言いたい所ですが…。
実際の所、なれます。
「整体師には独学で誰でもなれる」というのが冒頭での結論です。
「◯◯に独学でなれる!」といった言葉は色々な職業での謳い文句で使われていますよね〜。整体師は当てはまるのか…。
とはいえ、わたし個人的には独学で整体師になるのは絶対におすすめしないです。
なぜなら、お客さん(人)を傷つける・怪我させる危険があるので。
この内容について深堀りしていきますので「これから独学で整体師になるか迷っている」という方は、是非最後までご覧ください。
整体師は独学で勉強すればなれる【初心者必見】
整体師に独学でなろうか迷う方もいると多います。
なんせ、整体学校や医療系の専門学校に通うとなると高額な学費がかかりますからね。
という事で、整体師として6年目の私自身の考えをシェアしたいと思います。
では、一緒に見ていきましょう。
独学しなくても整体師は名乗れる
整体師になるには独学する以前に、何もしなくても誰でもなれちゃいます。
そもそも整体師自体が民間資格であり、法整備されていません。
ちまたにいる、〇〇カウンセラーや〇〇研究家、占い師、探偵みたいに名乗ったもん勝ちという感じ。
今すぐにでも整体師を名乗り、整体院を開業できるという職業。
独学してどうのというか、整体師は名乗った時点で整体師です。
これが結論につながりますね。
なんともハードルが低すぎる…。笑
独学で成功する人もいる
実際には独学でいろいろな書籍を読み漁り、整体師として成功している人も存在するみたいです。
まぁそうですよね。
整体師の第一人者なんかは独学という道で日夜研究して結果をだしてきた訳ですから。
ただここで伝えたいのは「遠回りなのは間違いない」という事。
成功者の影には、失敗した施術による犠牲者もいると思われます…。
何らかの技術を身につけるのには、その道のプロに教えてもらうのが一番早いかと。
英語学習や、スポーツ全般などなど、色々想像すれば容易に分かりますね。
良き師匠に学ぶのが最短コースですね。
独学で整体師になれる人は?
独学で整体師になれる人の特徴もあります。
スタートラインがみんな一緒ではないですからね。
- スポーツや器械体操をしたり体の使い方に詳しい人。
- 解剖学や生理学など、人体について詳しい人。
- 気功や宇宙エネルギー的なスピリチュアル的な能力を使える人。
- ホイミやケアルを使える。
- チユチユの実の能力者。
こういった人は何のスキルも無い人より、独学で整体師になれる可能性は高いですね。
後半2つはふざけました。スイマセン…。
あとは、もともと介護や看護の仕事をしていたり、エステなど人の体に触れる仕事をしていた人も学びが早いと思われます。
整体師の独学は厳しい【現役整体師の答え】
こっからが真面目な話です(個人的な意見)
というか、 一般的な万人の答え?
宇宙エネルギーを使えない凡人の話ですね。
凡人が独学で整体師なんて無理
私のように特殊能力の無い凡人には「独学で学び整体師になる」なんて無理です。
そもそも整体術というのは、人の体に触れて施術するのが基本。
リアルな人の体に触れて、施術しなければ技術は当然身につきません。
書籍や動画で野球についての研究や勉強を何年間繰り返しても、いざ打席に立ち「ホームラン」は絶対に打てません。そもそもボールにかすりもしないと思います。
実戦経験がない事はもちろん、その動作をするための筋肉や神経伝達なども機能しないからです。
整体術も同じ。
実践でいろいろな体に触れなければ指先の感覚も研ぎ澄まされないし、体の使い方も身につきません。
マジでそんな簡単でもないし、甘くない技術です。
独学は『整体師に向いているか』を確かめる為の手段
独学は、整体師という職業に「自分は向いているのか」確かめる手段だと個人的には思います。
そもそも整体師に向いてない人が、独学なんてできない、続かないですからね。
もし独学できるならば天職かと。
とはいえ「高額な学費を払いたくない」、「時間が無い」などの理由で独学という選択肢がでてくる人も多いと思います。
わたし自身も独学で、通信教育から学び始めましたので気持ちが分かります。
筋肉の図鑑や、整体関係の書籍を『夢中になって勉強できるかどうか』を確かめるか、通信教育などの比較的安価な勉強をするのがおすすめ。
どんなビジネスも自己投資(初期投資)はつきものですね。
自分が整体師に向いていそうか分かったら本格的に自己投資して学ぶべし!
独学整体師だと『人様の体』を壊す危険がある
独学で整体師になると、人様の体を傷つけ壊す危険が大いにあります。
なぜなら実戦経験が少ないため体の状態が、正常か異常かの判断をできないからです。
- 筋肉の状態
- 関節の状態
- 骨の状態
施術をしながら、自身の指先や体全体をセンサー代わりにして「硬さや柔らかさ、可動域」などを察知しなければいけません。
一歩間違えば、無防備な人体を扱うという事は「大怪我や命を落とす危険性」さえあるのです。
このような、悲惨な事件や事故も実際に起きていて、問題視されているのも現状です。
まともな教育を受けていない「独学で開業した整体師」が事件や事故を起こしているパターンがほとんどかと。
このような事件や事故がある為、整体師の地位が上がらないという事もあるそうです。
骨粗鬆症の肋骨は簡単に折れたりします。
まとめ
最後まで記事をご覧いただきありがとうございます。
最終的な結論は、「安全な技術提供をできる整体師」になるには独学では不可能。
どうしても信頼性・安全性に掛けてしまいますし、おすすめできません。
そして独学は遠回りです。
自分が整体師として適性があるのかを調べるのには独学が有効と思います。
というまとめになりました。
人の体を扱う職業だという事を肝に銘じるべしです。
楽して何かを得るのはないで〜。
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