姿勢の教科書ってどう?
誰かブログでレビュー記事かいてないかな?
こんな悩みを解決します。
こんにちは整体師のマッチです!
今回は、おすすめの参考書『姿勢の教科書』を紹介したいと思います。
評判も良さそうだし、買おうか迷っている方も多いと思います。
体に負担が過度にかからない正しい姿勢は、人間が健康に生活する上で欠かせない大切な事でもありますからね。
慢性的な痛みを抱えている人のほとんどが、不良姿勢から引き起こされる事もあります。
わたし自身、治療家を目指していますがこの書籍は何度も見返しました。
一言で、とても有益な本です。
ブログでの紹介が見当たらなかったのでこの記事を執筆させていただきました。
興味のある方は、是非参考にしていただけたらと思います。
「姿勢の教科書」はどんな本?ブログにて紹介!
「正しく理想的な姿勢を取り戻す 姿勢の教科書」が正式な書籍タイトルで、首都大学東京大学院教授「理学療法士」医学博士の竹井仁さん著です。
筋筋膜の研究で有名な先生みたいで、テレビにも取り上げられていますね。
信頼性と権威性が素晴らしいです。
2015年に初版発行されていて、2019年にも増刷発行されています。
それだけ良書で長年需要があることの裏付けとなりますね。
そして本のタイトル通り、「人間の姿勢について網羅的に解説」されています。
構成は7章に分かれていて、それぞれ少しだけ感想を入れて紹介させていただきます。
では、一緒に見ていきましょう。
姿勢とは何か?
『姿勢とは何か?』本の冒頭は初歩から進めてくれているので、めっちゃ優しいです。
普通に生きてきて姿勢ってなんだろう?
って深く考えた事ない人が大半だと思います。
わたしも全く気にせず生きてきました。
そこを初心者にも分かりやすく1から説明してくれています。
チンパンジーと人間の違いなどをイラストを用いて比較していたりと、すごく記憶に残りやすいです。
2足歩行が人間に与える影響なども解説されていて、姿勢の重要性を1章で思い知らされますね。
お客さんに説明時にも使えますね。
重心と姿勢の関係
こちらの章も「重心とは?」から分かりやすく解説してくれています。
「理想的なアライメント」もカラーイラストにて分かりやすく記載されているので、とにかく見やすいです。
いい姿勢を維持する為の条件を4つの視点で評価出来るということも参考になりました。
こういった論理的な理由づけがあると、お客さんに説明する際にも重宝しますよね。
そして正しい姿勢のアライメントを知ることで、骨格の歪みや筋肉の拘縮などが視覚的にも判断できます。
整体師として理解しておくべき内容と思います。
姿勢調整に関わる構造の安定性
続いて、姿勢調整に関わる構造の安定性についてですが、この章から一気に専門的になる印象を受けました。
脊柱を安定させる制御について3つの項目に細分化して詳しく解説してくれています。
エクササイズ方法もCG画像を用いていて分かりやすいです。
インプットした後に自分でエクササイズを行いアウトプットすると記憶に残りおすすめです。
シンプルにお客さんへのアドバイスとしても使えるので有益ですね。
不良姿勢改善のための一般的指針
続いて不良姿勢改善のための一般指針と題し、筋、筋膜について詳しく解説してくれています。
固くなり拘縮した筋の改善方法まで記載されているので、整体師の私からしてはめっちゃ気になる情報です。
筋硬結「筋肉のコリ」について学べるのでとても参考になりますよ。
施術のアイデアが広がりますし、自分の施術に対して自信も付きますね。
応用編の5・6・7章
5章以降はエクササイズなどの応用編となっています。
5章・・・立位姿勢の評価と修正エクササイズ
6章・・・座位姿勢の評価と修正エクササイズ
7章・・・臥位姿勢の評価と不良臥位姿勢の修正
立位・座位・臥位それぞれの正しい姿勢と不良姿勢の評価方法と改善・修正するエクササイズを分かりやすくCGで説明されています。
椅子に座った状態、寝た状態の姿勢まで解説されています。
以上で7章をざっくり解説しましたが、これだけの見出しでもかなりワクワクしますよね。
「姿勢の教科書」のレビュー【★★★★★】
姿勢の教科書の評価は文句なしに星5つです。
イラストやCG、カラーでの表記となっているので記憶に残りやすく、とにかく読みやすい!
流し読みも出来ますし、読みたいところにすぐ戻って復習もしやすいです。
何よりこの内容で2000円以内というのも安いですね。
お値段以上とはこの事。
これを読んでから自分自身の知識が武装されて「レベルアップしたなぁ〜」と実感できます。
初心者から上級者まで幅広く有効活用出来る参考書と思います。
上肢・下肢編もありますので興味のある方はあわせてどうぞ。
まとめ
最後までブログ記事をお読みいただきありがとうございます。
普段の生活週間で姿勢は良くも悪くも変えることができてしまいます。
「姿勢の正しい知識」を自分の施術に掛け合わせることで、お客さんの痛みや悩み改善につながることは明らかです。
整体師だけでなく、医療従事者にとって姿勢を分析する能力は必要不可欠と考えます。
テレビやネットの情報をかいつまんで見たところで、正しい知識は身につきませんし偏った知識になってしまいます。
この1冊を何度も読むことで、姿勢に関してある程度体系的に理解出来ることでしょう。
もちろん、より詳細な専門書もありますが、難しくて熟読できる人は少ないと思います。
まずは入門として【姿勢の教科書】おすすめです。
姿勢の教科書以外でも、私のおすすめ参考書を下記のブログ記事にまとめてあります。
興味のある方は是非読んでみてくださいね。
ではまたー。
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