『無名の男がたった7年で270億円手に入れた物語』のレビュー記事

こんな疑問を解消します。

今回は、久々におすすめ書籍が現れたという事で、紹介及びレビューをシェアしたいと思います。

さっそくですが、紹介したい本のタイトルが『無名の男がたった7年で270億円手に入れた物語』です。

タイトルながーーーーー！ってね。

タイトルだけだと、「ただただ凄い金額稼いだんだな〜」「へ〜、はいはい。」って感じで特に魅力を感じなかったです。（普段なら絶対買わないタイトル）

ただ、今回は違うんです！

なぜこの本を取り上げたかと言うと、著者が【りらくる】の創業者だからです。

現役整体師や、整体師を志す皆さんなら一度ならず二度三度見かけたことがあると思われる【りらくる】。

「なぬ〜！あのよく見かけるリラクゼーションサロンの【りらくる】が270億だとぉぉお！」

まさにそんなリアクションを胸に秘めつつAmazonで衝動買いしました。

そして…結論から言うと『マジで買ってよかった！』です。

ネラバレとかもあるんで読み終えた感想と、印象に残っているほんの一部分だけ内容を紹介したいと思います。

興味のある方はぜひ最後まで読み進めていただき、少しでも人生のプラスになったら幸いです。

『無名の男がたった7年で270億円手に入れた物語』のレビュー記事

今後、リラクゼーションサロンやら、運動施設やら、介護施設やら、極論！なんの業界だろうと多店舗展開に興味があるかたにおすすめの本となっています。

経営者の思考が学べます。

著者は【りらくる】の創業者

著者：竹之内 教博（たけのうち ゆきひろ）

あの有名サロン【りらくる】の創業者です。

リラクゼーションサロンの開業と言えば、整体師やエステ、柔道整復師、鍼灸師などなど、ある程度同ジャンルを極めた人がその知識や技術を生かして開業するという道が思い浮かびますよね。

まず、著者の竹之内さんが元美容師だったという事に驚きましたね〜。

【りらくる】は全国に600店舗

そして【りらくる】は全国に600店舗も展開されていたという事にも驚きです。

りらくる以外にも、世の中にはリラクゼーションサロンは沢山あるから〜…。

全店舗合わせたらどんだけあって、何億円の価値を生み出しているんだろうって感じ。

『経営の現場から学んだ事』が学べる

開業当初から〜270億円を手にし〜その後の活躍までの実体験を包み隠さず描いてくれている印象です。

本書でも、MBAの授業でも教えてくれない『経営の現場から学んだこと』ばかりを描いていると明言されていますし、実際にも具体的なやり方が載っているので実践しやすいです。

本の帯を見て衝動買い

ちなみに私自身、本の帯をみて『よし買おう』ってなりました。笑

その一部がこれ。

私がしたことは、誰でもできる簡単なことだけです。

同じようにやれば誰でも成功できます。成功できるんです。

この本を手にした人だけに、その秘訣をお教えします。

プロローグより引用

まぁどのビジネス本にでも描いてあるようなキャッチコピーですが〜、同じ業界でがんばろうと思っている私には買わない理由が無いですね。

とにかくシンプルな作業内容に

印象に残った内容を一部分だけ紹介しますが、とにかく『シンプル化』ですね。

スピード勝負で多店舗展開する上で、従業員の確保も課題の一つです。

そんな時に、沢山の手技を覚えさせるとなると技の習得に期間を要するのはもちろんの事、技術も中途半端になります。

なので、とにかくシンプルな手技だけでのマニュアルを作るという事ですね。

今後、多店舗展開を考えている方には必要な考え方の一つと思います。

とはいえ、一つの考え方

とはいえ、一つの考え方だな〜という印象ももちろんあります。

人それぞれ、幸せの価値観も違うので全員が当てはまる内容の本ではないです。（当たり前ですが）

というのも、多店舗展開の成功には【売上は8割でOKと割り切る事】と本書で述べられているからです。

人によっては、多店舗展開は自分の分身が100点満点の仕事接客をし、顧客満足度も100点、売上も100点と目指したい人もいると思いますが、この本ではNGな経営方法となります。

確かにそうですよね〜。

あくまで自分ではなく、他人に働いてもらい全てをマニュアル化しなければなりません。

10割近い結果を求めていたら、先に進むのに時間を要しますし…。

てな感じで、この本を読むことで『このやり方を実践して多店舗展開していきたい』という人もいれば、『そこまでして多店舗展開しなくていいや』って人がでてくる事と思います。

どうしても何百店舗もチェーン展開させるんや！って人は絶対に読むべき一冊となるでしょう。

逆に、『地域密着型で売上も満足度も100点満点の経営を目指したいよ』という人には取り入れる内容は少ないのかな〜と思います。

まとめ

最後まで記事をお読み頂きありがとうございます。

私自身は一生どこまでも走り続ける覚悟なので『直接手にとって読んでよかった！』の一心であります。

そして、今回はネタバレとかの線引が謎なので、ほとんど内容には触れておりません。

もちろんここには描いていない重要な『答え』があります。

そして誰もが真似できる簡単な答えでした。

興味のある方はぜひ、読んでみてください。

少しでも皆さんの参考になり、人生にプラスの影響を与えられたなら幸いです。