整体師って食えない職業なの?
こんな疑問を解消します。
こんにちは整体師のマッチです。
この先、整体師という職業は10年後、20年後も食ってけるのか?
そういった不安から整体師を目指そうか、整体師を続けようか迷っている方も多いと思います。
今回は、そんな疑問をお持ちの方に向けて、現在整体業界(鍼灸整骨院)で働いている私自身の経験や、色々と調べた結果をシェアしたいと思います。
わたし自身2025年には整体院を独立開業する計画を進めているので、めっちゃ調べてます。
そして、結論から言うと整体師という職業は食えます!知らんけど!
です。
この理由を深堀りしていきたいと思いますので是非参考にしてみてください。
整体師は食えない職業?現役整体師が語る業界の実状【2023】
整体師は食えない職業なのかどうか?
整体業界の実状を踏まえて、私の狭い視野を入れつつ解説したいと思います。
では一緒に見ていきましょう。
整体業界の実状は飽和状態
よく整体院や治療院はコンビニよりも多く飽和状態と言われています。
これは事実であり、ライバルが多く生き残りが厳しいことも表しています。
それゆえ整体は、食えないビジネスと懸念する人も多いですね。
過剰供給の為、業界全体の価格競争により価値が下がることからもそう言われています。
ダイヤモンドも道端の石ころぐらい量があったら価値は激減しますからね。
しかし、それだけ参入者が多いという事は、沢山需要がある裏付けとも取れます。
機械化・AIの発展により整体の仕事が奪われる?
機械化・AIの発展により仕事が奪われるのでは?という懸念もありますね。
現在ではオープンAIのチャットGPTが話題沸騰中でもあり、今まさに世界の転換期がきています。
これからの時代、機械化(自動化)により人間の仕事の半分は無くなると言われていますし、加速の一途を辿っているかと。
とはいえ整体という技術は人間の手を使う高度な技術であり、人と人とのコミュニケーションや心の繋がりもあるため、機械の代替えは今の段階では厳しいと考えられます。
ロボットに代替えされる職業は、単純作業の工場や、事務作業の書類やデータの解析、自動運転などの単純作業からとも言われてますね。
という事で、心と体のつながりがある職業はまだまだ大丈夫そうかと。
これから先の時代は精神の時代とも言われています。
とはいえ、整体師として安定して食っていけるのかは個々の能力で変わってくると思います。
ガリガリで闘争心のない人が、相撲業界で安定して食えないのと同じですね…。
そんな具体的な話を後述します。
食えない整体師は〇〇が無い
では、この先の時代、食えない整体師について解説します。
- 目標が無い
- 向上心が無い
- おもいやりが無い
こんな整体師はこの先の時代、食えない可能性が高くなります。
おそらく整体という仕事が無くなることは無いので、ごはんを食べるのは大丈夫だと思いますが、余裕ある豊かな暮らしは厳しいのかなと思います。
特に独立開業して目標や向上心もなく、思いやりもないとなると…99%お客さん来ないですし誰も行きたくないです。
そもそも整体師の給料自体2023年現在でも高いとは言えません。
むしろ会社員と比べると給料は安く不安定という現状。
業務委託契約など歩合制が多く、施術した人数で給料が決まる為、お客さんが来ないとその分給料は下がります。
日本自体も不景気であり、貧困格差があるなかで、店舗の立地といったマーケティングも超重要です。
また、先述したとおり、これからの時代は整体師自体が供給過多で価値が下がり、給料自体下がっていく事も考えられます。
更に怖いのが、インターネットの普及により、SNSや口コミ、ネットマーケティングで価格競争が更に激化することです。
美容師の1000円カットなどがいい例ですね。
技術が均衡してくると価格での競争は避けられないでしょう。
それを考えると雇われ整体師は食えないやんって思ってしまうのも分かりますね。
食える整体師
続いて、この先の時代も、食える整体師について解説します。
- 向上心がある
- 明確な目標がある
- おもいやりがある
上記を言い換えただけですが。笑
ただ伝えたいのは、最低限必要な項目という事。
このマインドを強く持っている人は成功して食いっぱぐれない可能性がぐんと上がりますね。
また、整体師を志す人がこの先も多いとすれば、教える側に回るという選択肢もあります。
- 整体師の講師になる。
- 整体技術のセミナーやコンサルタントをする。
- ユーチューバーで知識や技術の配信。
この先の時代、ユーチューバーのような新たな職業が生まれるのは間違いなく起こるでしょう。
そんな時、整体の技術を身に着けていれば、様々なプラットフォームで活躍する事も出来ます。
視野を広げれば活躍の場は他にも見えてきますね。
食えないってなっても大丈夫
正直、整体師で食えないってなっても大丈夫。と思います。
整体の技術があれば、自分の体のケアや、周りの家族や友達のケアもできます。
体を壊さない知識があることは資産であり、自信にも繋がるかと。
何かの職業にチャレンジした際に体を壊してしまっては、本気で取り組めないですし不安ですからね。
その不安を少しでも軽減することができるのは、この先の人生で大きなメリットとなるかと。
整体という職業が、仮に無くなったとして、違う職業に転職したとしても自分で自分の体を健康に保てるのはめっちゃ武器になりますからね。
他の人がパソコン作業で腰や肩が痛いといって整体院や治療院に行っている時間、自分はサクッとケアできてしまうので、お金と時間の面で有利な状態でいれます。
考え方しだいでは無敵やな。
まとめ
最後まで記事をお読み頂きありがとうございます。
おそらく、整体師という仕事が無くなる事は無いですし、整体師が食えないってことも無いです。
しかし、競争の激化は避けられないと思われます。
なので、自分の知識や技術を誰にも負けないぐらいの気持ちで、貪欲に伸ばしていく必要があるかと。
常に試行錯誤し、対策をすることでこの先何年でも継続して食っていく事は十分可能と個人的には思います。
結局個人的な意見…。いやっ、ホリエモンも生き残ると言っていたので大丈夫。笑
整体の技術は一度身につけたら一生物。
私は、そんなこんながあり、東洋医学という道を選択し、鍼灸あん摩マッサージでのスキル強化に進みました。
他者との差別化をすることで唯一無二を目指すべしですね。
何かしら参考になれば幸いです。
一生物の技術を、自身を持って研ぎ澄ませましょう。
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