整体師の指の鍛え方ってあるの?
親指が疲れてプルプルする。
こんな悩みを解決します。
こんにちは整体師のマッチです。
今回は整体師なら気になるであろう「指の鍛え方」について解説したいと思います。
特に母子圧を多く使う手技の方は気になりますよね。
わたし自身もいままで色々調べました。
現在進行系で日々鍛錬って感じですが、母子が痛くなる事はほぼほぼ無いです。
結論から言うと「自然と鍛えられる」です!
とはいえ、これだと普通すぎてガッカリです。
私が行き着いた真の答えは「筋トレと同じ」です。
すいません、結局は同じような答えすが。
筋トレすれば筋細胞が傷つきます。
その後回復した段階で「より強くなって筋細胞は再生」します。
この原理をコツコツと継続させるだけです。
そして、筋トレ同様に正しい圧の角度や、負荷の量を意識する事が大切。
シンプルイズベスト!
では早速、わたしが普段行っている「指の鍛え方」を紹介しますので是非参考にしてみてください。
整体師の指の鍛え方は?指を鍛える方法7つを解説!
わたしが普段行っている指を鍛える方法を7つに厳選しましたので紹介したいと思います。
徐々にやらなくても平気になっていきますし、まだ初心者の方はやると効果的だよって感じ。
では一緒に見ていきましょう。
指立てふせ
その名の通り、腕立てふせの指バージョンで母子を鍛えます。
手のひらじゃなく、5指を立てて行います。
試した事ある人もいるのでは?ってぐらい簡単な発想ですね。
期待はずれだった方はすいません。
やり方としては、床に膝をつけた状態で行います。(膝立ちから始まる感じ)
床に立てた指先に向かって、徐々に体重をのせます。
これだけでもかなりキツイです。
最初は、壁やテーブルなどを使い、「斜めに倒した体を」支えるぐらいの強度からスタートしたほうが良いかもですね。
この時、指関節の変な方向に負荷が行かないように注意です。
いきなり普通の「腕立てふせ」のように全身でやると指を壊す恐れがあるので注意です!
指懸垂
その名の通り「指先を引っ掛けての懸垂」で指を鍛えます。
超キツイです!
初めてやった時は前腕の筋肉痛がめっちゃヤバかったです。
それぐらい普段使ってない筋肉なので鍛えるべし!
前腕の指先に付着している屈筋群が鍛えられます。
母子はお休みで、4指だけで握る感じ。
余裕の人は一本ずつ指を減らしていきましょう。
こちらも無理はしないように。
イス・クッション指圧
語呂が悪いんでこんなネーミングになりましたが。
イスとか、クッションを胴体と見立てて、ひたすら指圧の練習って感じ指を鍛えます。
これは整体の仕事が入ってない日はめっちゃやりましたね〜。
本業の仕事中もスキあらばやっていたので、数万回は母子圧やってます。
指を使っていないと衰えてしまいますからね。
イスやクッションなどにタオルをかけていい感じの高さにすればバッチリです。
テレビをみながらとか、「ながら作業」で出来るのでおすすめ。
この時も指の関節を痛めないようにほどよくです。
振動を与える
骨は刺激を与えることで強くなります。
最近テレビで取り上げられてて有名ですし、生理学的にも正しい反応です。
踵落としが骨密度を高め「骨粗鬆症の予防」になると言われています。
縄跳びなんかも効果的ですね。
そんな感じで骨は振動や重力などの刺激を与える事で強くなります。
わたし自身キックボクシングを2年間習っていましたが、サンドバッグが応用できるやん!
って思いたち、サンドバッグにパンチして上肢に振動を与えてました。
人に迷惑にならない物にパンチすべし。
併せて1日15分ぐらいは「太陽の日」を浴びましょう。日の光にあたる事で「ビタミンDの合成」を促し骨を強化することに繋がります。
逆の手を使う
どうしても長年2番手だった「利き手と逆の手」は弱々しくプルプルしてしまいます。
使っていない筋肉を使うだけでも筋細胞に刺激が入り筋力アップに繋がるので、意識的に鍛えるべしです。
私の場合は右利きなので、左手が弱かったです。
しかし2年ぐらい左手の訓練をして、文字も左で書けるレベルまで上達しました。
日々の生活から「利き手と逆の手」を使う事を意識しましょう。
利き手と逆の手を鍛えることは、脳に与える良い影響もあるのでメリットだらけです。
指先で生活
普段の生活で「指先をフル活用」することで指が鍛えられます。
- ペットボトルの蓋を開ける
- ドアのハンドルを開ける
- 何か物を運ぶ
上記のこと以外にも沢山のシチューションがあると思います。
普段あまり使わない「指先を使用する筋肉」に刺激が伝わることで、脳のシナプスの繋がりも増え、筋力アップやスムーズな動作に繋がります。
是非試してみてください。
指先の感覚を鍛える参考記事は下記になりますので興味のある方ははこちらをご覧ください。
シンプルに筋トレ
シンプルに大きい筋肉は鍛えておいた方が良いです。
なぜなら、施術の際は「体幹の大きい筋肉のエネルギーを使う」これが本質だからです。
指先や前腕を鍛えることは「大きなエネルギーを支えて、ブレずに伝える」為に必要って考えです。
スクワットや懸垂、腹筋など、主要な筋肉は常日頃から鍛えましょう。
指先は鍛えるけど施術の時は力を入れないことが重要です。
修行ですね。
整体師の指の鍛え方!鍛える時の注意点を3つ!
指先を鍛える上での注意点を3つにまとめましたので参考にしてみてください。
無理しない
指先を鍛えるのに、無理しちゃダメ!
これは何にでも言えることですが、ほどほどが一番です。
過度にやりすぎて、けがをしてしまっては本末転倒。
整体師の友達で「指が斜めに変形してしまったり、爪が食い込んでしまった」方もいます。
肘押しや手根で押すなど手技を変えるという選択肢もありますので、無理せずコツコツと筋トレみたいに超回復を意識して行いましょう。
筋力低下しない程度に刺激を入れておくって感じでOKと思います。
何事もほどよく。
体重を乗せる
あくまで施術中は大きい筋肉を使って指圧するのが基本となります。
腕力だけに頼るような手技になってはダメです。
体力を使うし、指を痛める原因となります。
よく指圧の際には、丹田(ヘソの下)を意識しろっていいますね。
なので指を鍛えながら丹田を意識するようにしましょう。
指圧の際に夢中になりすぎて呼吸を止めてしまう人もいますが、力んでいる可能性が高いです。
リラックスして呼吸も止めずに指圧が基本です。
足裏で地面を蹴るという表現をする先生もいらっしゃいます。
それぐらい、腕や手の力はリラックスさせる事が重要です。
手で押すというより、体重を乗せるという感覚を大切に練習しましょう。
リズミカル
通常の施術と同様に、リズムを意識した方が良いです。
指圧のリズムを早くしたり、遅くしたり。
人体を押している事をイメージしながらです。
お客さんの呼吸に合わせて圧をいれる手技もあるので、その時にも活きてきます
一石二鳥で、指を鍛えるだけでなく施術の練習にもなりますので、ぜひリズムも意識してみてください。
まとめ
最後まで記事をお読み頂きありがとうございます。
復習です。
✔指の鍛え方!『7つの方法』
- 指立てふせ
- 指懸垂
- イス・クッション指圧
- 振動を与える
- 利き手と逆を使う
- 指先を使った生活
- シンプルに筋トレ
こんな感じで興味をもったものは是非取り入れてみてください。
ただ、何度も言いますが怪我をしないように注意ですね。
✔指を鍛える注意点
- 無理しない
- 体重を乗せる
- リズミカル
整体師は日々勉強、日々鍛錬です。
沢山の人々、世の中に役立つ整体師を目指しましょう!
実際に働き出すと、嫌でも鍛えられるので練習する必要もなくなってきます。
とはいえ、前もって鍛えておいて損はないです。
指先を傷めない為にするべき注意をまとめた記事がありますので興味のある方は下記記事をご覧ください。
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