整体師に資格はいらないの?
資格なしでも整体師として働けるって本当?
こんな疑問を解消します。
こんにちは整体師のマッチです。
整体師の資格はなくても働けるのか気になりますよね。
わたし自身も整体師を志したときは、気になる疑問の一つでした。
結論から言うと整体師は国家資格も民間資格も必要ありません。
何も資格は必要ないのです!
「えーそうなの?」って感じですよね。
良くも悪くも、そもそも「整体師という国家資格自体も存在しない」のです。
とはいえ整体師は技術あっての仕事。
無防備なお客さんの体に施術するわけですから、どうしても修行期間というのが必須となります。
この記事では「整体師に資格がいらない理由・資格なしでも働ける理由」を更に深堀りし、詳しく解説したいと思います。
整体師になりたいって方は是非参考にしてみてください。
整体師に資格はいらないの?資格なしでも整体師になれる
前述のとおり、資格なしで整体師になる事はできます。
わたしの体感的にですが、何も資格をもっていない整体師が世の中の半数を占めるのではないかと思います。
実際に資格なしで整体師になれる理由を解説します。
では、一緒に見ていきましょう。
無資格者、未経験者でもOKな整体サロンで働く
無資格者、未経験者OKの整体サロンで働くパターンの方が意外と多いです。
よく見かける「もみほぐし」といった言い回しをするお店がありますが、そういった場所は整体師として資格なしでも働ける場合が多いです。
温泉施設などもそうですね。
未経験者歓迎みたいな。
疲労回復や癒やしといったリラクゼーション要素が強いのが特徴となりますね。
ほとんどの店舗に研修期間があり、お店独自の手技を一通り学び合格すれば、整体師として働き出すことができます。
中には門前払いもありますが、どの職種も適正とかありますからね。
認定証がもらえるケースもありますので、せっかくならそういったお店の方が「経験が形として残る」のでおすすめです。
わたしの知り合いでは1ヶ月〜3ヶ月ぐらいの研修を得て整体師として働き出しているケースが多いです。
高卒の若い方から年配の方まで、年齢層も問わず整体師になれます。
整体師として働きだしてから、スキルアップの為に整体スクールに後から通い、整体師の資格を取得する方もいます。
実際これが最短で整体師になれる道だと個人的には思います。
とにかく働き出すのが1番最短です。
独立開業する
上記のような店舗で経験値を積み、独立開業する事ももちろんできます。
整体師として独立し、自分のサロンを開業する場合も整体師の資格は必要ないのです。
とはいえ実際は何かしらの民間資格ぐらいはもっている事が多いですし、医療系国家資格を所持している事もあります。
特に個人経営となると、そもそも技術があるのはもちろんの事、お客様の信用・信頼を得るためにも経験値を表す証明として、資格はあった方が良いと思います。
もちろん資格なし、経験なしでも整体師として開業できますが、無資格者の施術による事故や怪我などもあるため、おすすめしません。
最低限の知識や技術は必要ですね。
整体師に資格はいらない?資格がないと出来ない事
整体師に資格はいらないですが、できない事もあります。
意外と知らない人も多いので、確認しておきましょう。
マッサージはできない
マッサージは国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」のみが行える医療類似行為です。
無資格者の整体師が使ってはいけない言葉であり、行為でもあります。
ただ、一般の人からしたら何がなんだか分からないのも現状です。
「もみもみしてるんだからマッサージじゃないの?」って感じ。
国家資格保有者でもリラクゼーションサロンで働いているケースもあるので、ごっちゃになりがちです。
実際にわたしの働いている整体サロンでも、あん摩マッサージ指圧師や柔道整復師といった国家資格保有者も働いていたりしました。
鍼灸や電気治療
他にも、鍼や灸を使った治療も、鍼灸師という国家資格保有者でないと行うことができません。
鍼を体に刺すなんて経験無しで行うのは危険と思うのが一般的な感覚と思いますが、購入できてしまうので真似する方もいるかもしれません。
接骨院で見かける、電気治療も「柔道整復師」という国家資格が必要となります。
こちらも経験無しで人様の体に電気を流すのはできません。
よく違いが分からないよって方は下記の記事を参考にどうぞ。
まとめ
最後まで記事をお読み頂きありがとうございます。
結論は整体師に資格はいらないし、資格なしでも働けます。
整体に興味があるけど資格を取るのに抵抗のある方は、そういった道を進むのもありと思います。
実際にそういう方も多いですし、途中から民間資格や国家資格を取ったりスキルアップすることも可能です。
というか最短で整体師になるには就職しちゃうのが一番早いですからね。
ただ、気をつけて欲しいのが解剖生理学の知識は最低限必要です。
お客さんの体を守る事ももちろんですが、自分の身を守るためにも解剖生理学の知識を学ぶことも忘れずに。
ぜひ、参考にして頂き整体師としての一歩を踏み出しましょう。
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