疑問だらけの女性「臓と腑の違いがいまいち整理できない」「気の作用が暗記になってしまう」どうしたらいいの??
こんな疑問を解消します。
マッチこんにちは、まっちです
今回、YouTube【あはき整体ラボ】では「臓の気の作用」と「腑の気の作用」 をテーマに、国家試験対策・臨床理解の両方に役立つ解説動画を公開しました。
この記事では、
- 動画で解説した内容の要点まとめ
- 臓と腑それぞれの「気の作用・生理特性」の整理
- 解説で使用したPDF資料のダウンロード
までを一気にまとめています。
目次
【保存版】臓腑の気の作用と生理特性を徹底解説|東洋医学の基礎を図解で学ぶ
臓と腑の違いとは?【東洋医学の基本整理】
まず大前提として、
- 臓(五臓):精・気・血・神を「蔵す」
- 腑(六腑):飲食物や津液を「受けて・変化させ・通す」
という役割の違いがあります。
今回の資料では、
この違いを 「気の作用(推動・温煦・固摂・防御・気化)」
という共通フレームで整理しています。
臓の気の作用と生理特性【五臓のはたらき】
六臓(肝・心・心包・脾・肺・腎)は、
それぞれ象徴的な役割を持ちながら、全身の機能を統括します。
六臓と象徴的役割
- 肝:将軍【謀慮】
- 心:君主【神明】
- 心包:臣使【喜楽】
- 脾:倉廩【五味】
- 肺:相傅【治節】
- 腎:作強【技巧】
臓の気の主な作用
- 推動作用
- 肝:疏泄(昇発・条達)
- 心:血脈を主る
- 脾:運化(昇清)
- 肺:宣発・粛降
- 腎:主水・納気
- 温煦作用
- 命門の火を中心に、全身の陽気を支える
- 固摂作用
- 蔵血・統血・蔵精など「漏らさない」作用
- 防御作用
- 肺の宣発による衛気
- 心包による心の保護
- 気化作用
- 脾:気血生成の源
- 腎:陰陽の根本・蔵精
これらを 一覧で整理したPDF資料 がこちらです。
👉 臓の気の作用(生理特性)PDF
腑の気の作用と生理特性【六腑のはたらき】
六腑(胆・小腸・三焦・胃・大腸・膀胱)は、
「通す・分ける・排泄する」という動的な役割が特徴です。
六腑と象徴的役割
- 胆:中正【決断】
- 小腸:受盛【化物】
- 三焦:決瀆【水道】
- 胃:倉廩【五味】
- 大腸:伝導【変化】
- 膀胱:州都【津液】
腑の気の主な作用
- 推動作用
- 胆:決断を主る
- 三焦:諸気を主宰
- 気と津液の通路
- 三焦による水道通調
- 清濁の泌別(小腸)
- 温煦・固摂作用
- 胆汁の貯蔵と排泄
- 胃の受納(水穀の海)
- 防御作用
- 胃:喜湿悪燥
- 気化作用
- 三焦の蒸騰気化
- 小腸の受盛と化物
- 大腸の糟粕伝化
- 膀胱の貯尿・排尿
こちらも 試験対策・臨床整理に使えるPDF です。
👉 腑の気の作用(生理特性)PDF
YouTube解説動画とあわせて学ぶのがおすすめ
今回の動画では、
- 単なる暗記ではなく
- 「なぜその作用があるのか」
- 臨床でどうつながるのか
を意識して解説しています。
👉 ブログ → PDF → YouTube
👉 YouTube → PDFで復習
という流れで使ってもらえると、
臓腑の理解が一段深くなる はずです。
こんな方におすすめ
- 鍼灸・あん摩マッサージ指圧学生
- 国家試験を控えている方
- 東洋医学の基礎を整理し直したい施術者
- 臓腑論が苦手な方
蔵象学説(官職名)と奇恒の腑の資料
まとめ
- 臓と腑は「気の作用」で整理すると理解しやすい
- 六臓=蔵す・統括する
- 六腑=通す・変化させる
- 図解PDF+動画解説の併用が最強
ぜひ、ダウンロード資料を活用しながら
YouTube解説もあわせて学んでみてください。
マッチでは、素敵なあはきライフを!!


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